アジア旅行人気急上昇の国「台湾」、台湾はどんなところ?台湾の魅力とは?台湾の基礎知識を教えます♪
- 2022年12月1日
- 読了時間: 6分
更新日:5月9日

台湾はどこにありますか?どんなところですか?台湾の魅力とは
台湾は中国の東約180 kmに位置する小さな島国で、首都は台北市です。台湾国内には、現代的な都市、伝統的な中国寺院、温泉リゾート、壮大な山岳地帯など、多様な魅力があります。台湾の面積は約36,000平方キロメートルで、人口は約2,353万人。気候は年間を通して温暖で、北部は亜熱帯気候、南部は熱帯気候に属しています。
民族と言語
台湾は多民族社会で、主に漢民族が96.5%以上を占め、そのほかに2.5%は原住民(16の民族)です。使用されている言語には、標準語(中国語、北京語)をはじめ、台湾語、客家語、原住民の言語もあります。地域によって台湾語が主に使われることが多く、南部では台湾語を話す人が多いです。
台湾の主な地名と特徴
台北(首都)台北市と新北市を合わせた人口は約700万人。高い山々に囲まれた盆地に位置しており、湿度が高く、雨が多い地域です。観光名所としては、故宮博物院、台北101、士林夜市などが有名です。
基隆古くから栄えた港町で、近年でも世界有数のコンテナ港があります。台北から近く、夜市が観光名所として人気です。
新竹「新竹城隍廟」やその周囲に立ち並ぶ食べ物の屋台が有名。新竹は台湾のシリコンバレーと称されるほど、コンピュータや精密機器関連の企業が集まる技術の中心地です。
苗栗台中と台北の間に位置する苗栗は、穏やかな気候と良好な交通網で知られ、観光地としても人気です。毎年、数百万人が訪れる場所として有名です。
台中台湾で2番目に大きな都市で、日月潭などの観光名所があります。平均気温は22.4度で、四季を通じて温暖な気候が特徴。商工業の発展が盛んな都市です。
嘉義市台湾南部に位置する嘉義市は、歴史的な文化に触れられる場所として人気があります。小さな旅にぴったりな場所です。
台南台湾南西部に位置する台南は、台湾で最も古く開発された都市で、清朝時代の首都でもありました。数百年の歴史を持つ城塞や寺院が観光名所です。
高雄台湾第二の都市で、美しい夕景で有名な西子湾や、高雄港、六合夜市など観光スポットが豊富です。台北からは新幹線で1時間半でアクセスできます。
台東台東は台湾の南東部にあり、美しい自然景観が広がります。知本温泉や、三仙台、鉄道芸術村など、風光明媚なスポットが多い場所です。
花蓮台湾東部に位置し、太魯閣渓谷や花蓮阿美文化村などの絶景スポットがあります。海に面した臨海公園も魅力的です。

台湾の食事事情
台湾料理は「中華料理」と一括りにされることが多いですが、実際には台湾独自の食文化が根付いており、食に対する愛情とこだわりが強い地域です。台湾の街角には、歩けばすぐに軽食屋やレストランが見つかるほど、食文化が生活の中に深く根差しています。台湾は「食は台湾にあり」とも言われるほど、豊富で多様な料理が楽しめる場所です。
台湾料理は、広東、北京、上海、四川など、中国各地の料理が集まる一方で、独自に進化した台湾料理も数多く存在します。台湾は日本と同じように米や麺を主食とし、食事には箸を使うことが一般的です。主な主食には、白ご飯や餃子、麺類などがありますが、さらにアメリカのハンバーガーやイタリアのピザ、日本のお刺身、ドイツのトンソク、スイスのチーズなど、世界各国の食文化も楽しむことができます。
特に台湾では、新鮮な魚介類や野菜を使ったあっさりした味付けの庶民的な家庭料理が多く、旅行者の舌を楽しませてくれます。さらに、牛や豚などの内臓や血液を使った料理も豊富で、これらの独特の料理は台湾ならではの魅力のひとつです。
また、台湾の郷土料理は独自の特色を持ち、世界中で愛される美味しい料理を提供しています。食事の際にはぜひ、台湾の名物料理を一度試してみてください。きっと忘れられない思い出となることでしょう。

台湾の一年・主な台湾の祝日
台湾では、日常生活において新暦(西暦)と並行して「農暦」(旧暦)も使用されています。そのため、伝統的な祝日や節句は農暦に基づいて祝われます。また、西洋のクリスマスやバレンタインデーも祝うなど、両方のカレンダーを組み合わせた祝日の過ごし方が特徴です。日本から見ると少し不思議に感じるかもしれませんが、台湾の祝日はとても豊かで多様です。
主な祝日
1月1日 中華民國開國紀念日・元旦
1912年の中華民国建国を記念する日。台北101のカウントダウン花火が有名で、多くの人で賑わいます。
旧暦12月末日 除夕(大晦日)
旧暦の大晦日。家族が集まり、一年の終わりを祝います。
旧暦1月1日 春節(旧正月)
台湾最大の祝日で、家族が集まり、お祝いの料理を囲んで旧暦の新年を祝います。
2月28日 和平紀念日
1947年に起きた「228事件」を記念し、平和と犠牲者を追悼する日。
4月4日 兒童節(こどもの日)
子供たちを祝う日。学校や家庭でイベントが開催されます。
旧暦清明 清明節
祖先を祀る伝統的な日。お墓参りをして先祖を敬います。
旧暦5月5日 端午節
屈原を祀る祭りで、粽子(ちまき)を食べる習慣があります。
6月
台湾では6月が年度末で、学校の夏休みが始まります。
旧暦8月15日 中秋節
月を鑑賞し、月餅を食べる伝統的な日。近年では屋外で焼肉を楽しむことも流行しています。
10月10日 國慶日・雙十節
中華民国建国記念日。街中では祝賀イベントが盛大に行われます。
台湾の祝日を利用して、ぜひ現地の文化や習慣に触れてみてください。
台湾旅行はいつから?旅行シーズンは?
2023年9月29日より、ビザ免除で台湾への渡航が可能となり、さらに10月13日からは隔離無しでの入国が解禁されました。旅行を検討するのにおすすめのタイミングです。
春(3月~5月)
冬が終わり、温暖な気候に移行します。特に3月以降はコートなしでも過ごしやすい日が多くなります。ただし、雨が降ると気温が急に下がることもありますので、天気には注意しましょう。
夏(6月~8月)
最も暑い時期で、屋外での観光には暑さ対策が欠かせません。台湾北部の気温は27~29℃、南部は28~29℃。突然の豪雨もあるため、着替えや雨具を持参すると便利です。
秋(9月~11月)
台風が多く通過する時期。特に8月から10月にかけては台風シーズンです。旅行を計画する場合は、天気予報を小まめにチェックしておくと安心です。北部の気温は27~29℃、南部は28~29℃と温暖ですが、注意が必要です。
冬(12月~2月)
台湾の冬は短く、特に南部では快適な気候が楽しめます。北部は雨が多くなる時期ですが、南部では比較的天気が良く、温暖な気候が続きます。北部の気温は15~17℃、南部は19~20℃となります。寒い日が続くため、厚手のセーターやコートを持参すると良いでしょう。
格安台湾旅行を探すなら、台湾旅行専門の「旅TIME」または「台湾散歩」
台湾旅行をお得に楽しむためには、専門の旅行サービスを利用するのがおすすめです。格安台湾旅行や航空券、ホテル、オプショナルツアーなどを探したい方は、ぜひ「旅TIME」や「台湾散歩」をチェックしてみてください。
・旅TIMEリング
・台湾散歩リング
コメント